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板金工

板金工の仕事とは

金属板をさまざまな形状に整え、車のボディーの修繕や建物の設備の改善を行う板金工

ものづくりの業界における板金工の仕事について、詳しく解説します。

板金工の仕事内容

そもそも「板金」とは薄い金属板を加工する業務全般のこと。つまり板金工の仕事内容は、さまざまな業界で使用される金属の加工を行うことだといえます。

板金と聞いて多くの人が思い浮かべるのが、自動車の修理を行う板金塗装でしょう。交通事故で破損した車のボディの修繕から、ちょっとした傷やへこみの修理まで幅広く対応。傷があった場所がわからなくなるほど綺麗に仕上げます。

建築板金工の仕事は、住宅や工場などの屋根材や外壁材の加工・施工です。建物に使う建築部材を工場で加工するほか、現場での施工を行う場合もあります。

金属板の加工は自社工場で行い、建物での施工をする場合は現場で行います。板金した建築部材の寸法が合わない場合は微調整を行うといった、現場での臨機応変さが重要な仕事です。

板金工の年収

板金工の年収は、自動車への板金塗装・建築板金工ともに約400万円前後。建築板金工の場合、見習い期間だと日給は7,000~8,000円。しかし、経験を積み高い技術を獲得できれば昇給できる場合も。日給で最大15,000円前後の高額な給与が得られる場合もあるのです。

板金工の仕事で有利になる資格

自動車の板金塗装の仕事に就く場合、取得しておきたいのが「自動車車体整備士」の資格。この資格は自動車のボディへの点検や修理、整備について、専門的な知識や技術を持つことを証明する資格です。板金塗装工として働くために必須の資格というわけではありませんが、取得しておけば手に職を付けられるので、就職がしやすくなります。また、工場によっては資格手当が付与されるので、取得することで給与アップにつながるのです。

建築板金工の場合、「建築板金技能士」という資格がおすすめ。自動車車体整備士と同じく必須の資格ではないものの、取得することで就職や給与の面でメリットが受けられます。また、建築板金技能士は「名称独占資格」と呼ばれる国家資格に分類されており、取得すると肩書きとして有資格者であると名乗れます。独立開業する上で重要な資格となるため、将来的に独立を視野に入れている人は、建築板金技能士の資格取得を目指しましょう。

板金工の資格の等級

自動車車体整備士の資格に関しては、等級による区分はありません。建築板金技能士の場合は1~3級の区分が存在します。

自動車車体整備士の受験資格

受験資格
資格概要 実務経験2年以上
専門学校で2級整備士養成課程を卒業していれば、実務経験1年以上
専門学校で特殊整備士課程を修了していれば、卒業後に受験可能

建築板金技能士の受験資格

建築板金技能士は、等級ごとにそれぞれ受験するための条件があります。1~3級の受験資格についてご説明します。

受験資格
1級 実務経験7年以上
2級合格後の実務経験が2年以上
3級合格後の実務経験が4年以上
学歴により必要な実務経験は異なります。
2級 実務経験2年以上、または3級合格者
※学歴により実務経験は不要となります。
3級 実質不問

自動車車体整備士の試験内容

自動車車体整備士の試験内容
学科試験 ・調整および完成検査の方法
・点検
・修理
・構造、機能及び取扱法
・整備用機械に関する初等知識
・整備用の試験機
・材料の性質および用法
・機能および取扱法
・計量器および工具の構造
・図面に関する一般知識
・保安基準その他の自動車の整備に関する法規
実技試験 ・基本工作、点検
・修理
・組み立て
・調整および完成検査
・分解
・整備用の試験機
・計量器および工具の取り扱い

建築板金技能士の試験内容

建築板金技能士の試験内容
1級・2級筆記試験 ・建築板金加工法一般
・建築板金用機械および器工具一般
・材料力学
・建築構造
・製図
・電気
・安全衛生
選択科目
・内外装板金施工例
・ダクト板金施工例
1級・2級実技試験 選択科目
・内外装板金作業
・ダクト板金作業
3級筆記試験 ・建築板金加工法一般
・建築板金用機械および器工具一般
・建築構造
・製図
・電気
・安全衛生
・内外装板金施行法
3級実技試験 ・内外装板金作業

自動車車体整備士の勉強方法

主な勉強方法は、過去問題の記載されたテキストを解くやり方がベターといえるでしょう。

講習会に参加することもできますが、試験はそれほど難しくありません。特定の認定試験や学校の卒業生は学科・実技が免除される場合もあるので、無理に講習会へ参加する必要はありません。自主学習だけでは不安な人なら、講習会への参加はおすすめです。

建築板金技能士の勉強方法

自動車車体整備士の資格と同じく、建築板金技能士の勉強方法は過去問題を解くことが大切です。また、試験対策のテキストや板金展開図のテキストなども学習する上で役立ちます。

ほかにもおすすめなのが、講習会に参加すること。学科・実技の講習会が開かれているので、参加すればさらに理解を深められるでしょう。

資格取得がおすすめできる人

手に職をつけたいと考えている人、または将来的に独立したいと考えている人に、資格の取得はおすすめです。特に建築板金技能士は名称独占資格ですので、取得することで顧客へのアピールとして活用できます。

また、会社によっては資格取得によって手当を付けてくれるため、給与アップを考えている人も資格取得をおすすめします。

資格取得のメリット

板金に関する技術や知識を証明できるので、取得すれば就職活動時にほかの求職者より注目されやすくなります。また、就職後は技術や知識を買われ、任される仕事の幅が広がるでしょう。給与アップのチャンスとなるので、就職してすぐに高い給与が得られる可能性もあります。

板金工の仕事でつくられるモノとは

板金工の仕事で主に対応するものについてご紹介。板金塗装工・建築板金工それぞれについてご説明します。

自動車

傷ついた車体を新品同様にリペア

車の修理や車検に対応する整備工場で働く板金塗装工。

ボディーについた傷やへこみ、ゆがみを直し、塗装を施すことで新品同様の見た目に修繕します。板金による作業では丁寧な仕事が要求され、塗装では繊細な色彩センスが必要です。

また、板金塗装工の仕事は事故を起こした車の修繕も担当。壊れてしまった車を再び走れるように蘇らせる仕事です。

バイク

修理・カスタムも請け負うバイクパーツの匠

自動車への板金塗装と同じく、バイクについた傷やへこみを直すことが仕事です。

フレーム・タンクカバー・エキパイなどについた傷を修繕し、まるで買ったばかりの状態のように美しく仕上げます。

バイクの整備工場では、カスタムに関する作業も担当します。ライダーの身長や体形に合わせて乗りやすく改善したり、古いバイクにABSブレーキや静音マフラーを取り付けたりと、ライダーの安全や周囲への配慮のため力を尽くします。

住宅

マイホームの建設・リフォームを支える仕事

建築塗装工の場合、住宅の建設やリフォームで仕事を依頼されます。

金属板を加工し、屋根材や雨どいの取り付け、外壁への施工など、住宅のさまざまな箇所に辣腕をふるいます。ベテランになると現場での作業のほか、施工図の作成や計算などのデスクワークも担当します。

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