ものづくりの種類 仕事内容 Q&A 仕事の適性 ものづくりの
お仕事情報を見る
日本が誇るものづくりの仕事特集 » ものづくりの仕事(工業・製造業)を業種別に見る » 金型工

金型工

金型で作られた製品の例

自動車や空き缶などの金型を作る金型工。同じものを大量に生産するうえで、あらゆる製品の部品作りに欠かせない重要な仕事のひとつです。そんな金型工の仕事の内容や年収、将来性などをまとめました。

金型工の本音・口コミ

金型工の良い口コミ

金型工になって一番嬉しかったのは金型が組みあがった瞬間です。厳しい寸法を精度内にキッチリ収められたときなど達成感もあります。また複雑な形状に調整しているときなどワクワクするような気持にもなって、モノづくりを楽しんでいる気がします。もちろん自分一人では解決できないこともありますが、同じ職場の職人からアドバイスももらえるし、孤独な作業ばかりではなくチームで取り組み製作することも多いです。自分が作ったもので、顧客が喜んでもらえるとホントにやって良かったと思います。なんだか縁の下の力持ちになった気分ですね。

参照元:金型しんぶん(https://kanagata-shimbun.com/160603questionnaire2/)

金型工の悪い口コミ

金型は多くの工程を経て、一つの作品に完成するため、ミスを一つすると工程のスケジュールに大きな影響を与えてしまい、他の職人に迷惑をかけてしまうことがツラいですね。新人なら気が付かないミスでも、熟練の金型工が見ると即座にミスがバレてしまうなど、ごまかしが全く聞かない仕事なので油断ができません。新人の頃は「バレませんように」と祈ることも多くて、でも見抜かれて修正されていました。自分の工場はフィリピンでも金型を製作しているため、腕が良くなればフィリピンに転勤するかもしれません。いい経験になるとは思うのですが、状況によっては転勤が辛くなるかも。

参照元:進路のミカタ(https://mikata.shingaku.mynavi.jp/article/45705/)

金型工の仕事内容

様々な製品の生みの親になれる

工場で生産される製品の部品の多くは金属やプラスチックといった材料からできています。その部品を作るために必要な金属の型(金型)を設計・作成するのが金型工の仕事です。スマートフォンやテレビ、パソコンなど、あらゆる製品は金型がなければ生産できません。ある意味で、金型工は「さまざまな製品の生みの親」となれる仕事とも言えます。人々の生活に根付いた製品づくりに大きく貢献できるものづくり業なので、自分が携わった製品を街中で見かけてときには、何事にも代えがたい感情を抱けるでしょう。

また、金型は原料を無駄に使用するのを防ぎ、生産工程を削減し、コストダウンさせる役割も担っています。金型のできによっても製品の品質や性能が変わる可能性もあるほど、重要な仕事です。また、質の高い金型を作成するには、製品開発の技術者や依頼者と議論が必須。技術力はもちろんのこと、コミュニケーション納涼も求められる職業です。

金型工の1日のスケジュール

金型は高品質の製品を量産するために必要な部品ですので、非常に高い精度が要求される職業です。使用される金型は自動車、空き缶、機器や資材など実に様々あり、勤務する工場によって違いはあるものの、その作製にはとても技術が必要とされます。そんな金型工の一日のスケジュールについて、流れを追って見てみましょう。

勤務地

金型校の勤務地は、全国各地に広がっています。というのも、モノづくりの基本である機械を作るためには金型が必要であり、全国津々浦々、工場があるところに金型工が必要とされるからです。

地域限定雇用のような形で契約できる会社もあるので、地元で働きたいといった場合でも、良く会社を選べば可能です。

金型工の年収

金型工の年収は250~550万円ほどです。高校を卒業して務めた場合は、月収15万円ほどで、年収が約250万円。年齢ごとの平均年収は20代前半で340万円、20代後半で430万円。30代では520万円で、40代以上の平均は540万です。30代を越えてくると中には1,000万円以上の収入を得ている方もいるようです。全世代を平均すると約470万円が金型工の年収となります。

2017年の段階で日本の給与所得の平均値は約430万円ということを考えると、金型工の年収はやや高めに設定されているといえるでしょう。

金型工の将来性

金型工の将来性はまだまだ健在です。日常生活のあらゆる部分でパソコンやスマートフォンといった機器や、車やバイクといった機械の存在は大きく、無くてはならないモノになりました。この製品を作る上で必要な部品は金型工の力が必要です。

最近では製造業の自動化(機械化・ロボット化)が進んでいるため、人が行なう作業は着実に減っています。ですが、mmの小数点以下の精密さを実現するには、職人が長年にわたって積み重ねてきた経験と培ってきたカンが、まだまだ必要です。確かな実力を持っている金型工であれば、将来性は安泰だといえるでしょう。

金型工になるには

工業・機械系の専門学校や大学などの教育機関で技術・知識を学んだ後に、就職するのが一般的です。ですが、金型工の仕事をするにあたって、取得しなければいけない試験はありません。未経験でも応募可能と打ち出している会社があれば、工業系に特化した学校を卒業しなくても金型工になるのは可能です。

ですが、厚生労働省が実施している国家資格「金型制作技能士」や金型工業会がセミナーを受講しておくのがおすすめ。受けるためにはいくつか条件がありますが、所得することでのアピールできるのはもちろん、いち早く実務になれられるでしょう。また、金型を設計する際にはCADというパソコンを使った設計ツールを使います。事前にCADシステムについて調べておくのも一つの手です。

まとめ

金型工の職人として道を究めるには、専門的なスキル・知識が必須です。ですが、始めるために資格取得をする必要がないため、一歩目を踏み出しやすい職業でもあります。ものづくりの仕事の中でも、自分が携わった製品を多くの人が触れている機会を目にできる職業でもあるでしょう。金型工は大きく注目される樹会は少ない職業かもしれませんが、縁の下の力持ちとして数多くの人の役に立つ職業なのです。

ものを見る 仕事を見る