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金型工

金型で作られた製品の例

自動車や空き缶などの金型を作る金型工。同じものを大量に生産するうえで、あらゆる製品の部品作りに欠かせない重要な仕事のひとつです。そんな金型工の仕事の内容や年収、将来性などをまとめました。

金型工の仕事内容

様々な製品の生みの親になれる

工場で生産される製品の部品の多くは金属やプラスチックといった材料からできています。その部品を作るために必要な金属の型(金型)を設計・作成するのが金型工の仕事です。スマートフォンやテレビ、パソコンなど、あらゆる製品は金型がなければ生産できません。ある意味で、金型工は「さまざまな製品の生みの親」となれる仕事とも言えます。人々の生活に根付いた製品づくりに大きく貢献できるものづくり業なので、自分が携わった製品を街中で見かけてときには、何事にも代えがたい感情を抱けるでしょう。

また、金型は原料を無駄に使用するのを防ぎ、生産工程を削減し、コストダウンさせる役割も担っています。金型のできによっても製品の品質や性能が変わる可能性もあるほど、重要な仕事です。また、質の高い金型を作成するには、製品開発の技術者や依頼者と議論が必須。技術力はもちろんのこと、コミュニケーション納涼も求められる職業です。

金型工の年収

金型工の年収は250~550万円ほどです。高校を卒業して務めた場合は、月収15万円ほどで、年収が約250万円。年齢ごとの平均年収は20代前半で340万円、20代後半で430万円。30代では520万円で、40代以上の平均は540万です。30代を越えてくると中には1,000万円以上の収入を得ている方もいるようです。全世代を平均すると約470万円が金型工の年収となります。

2017年の段階で日本の給与所得の平均値は約430万円ということを考えると、金型工の年収はやや高めに設定されているといえるでしょう。

金型工の将来性

金型工の将来性はまだまだ健在です。日常生活のあらゆる部分でパソコンやスマートフォンといった機器や、車やバイクといった機械の存在は大きく、無くてはならないモノになりました。この製品を作る上で必要な部品は金型工の力が必要です。

最近では製造業の自動化(機械化・ロボット化)が進んでいるため、人が行なう作業は着実に減っています。ですが、mmの小数点以下の精密さを実現するには、職人が長年にわたって積み重ねてきた経験と培ってきたカンが、まだまだ必要です。確かな実力を持っている金型工であれば、将来性は安泰だといえるでしょう。

金型工になるには

工業・機械系の専門学校や大学などの教育機関で技術・知識を学んだ後に、就職するのが一般的です。ですが、金型工の仕事をするにあたって、取得しなければいけない試験はありません。未経験でも応募可能と打ち出している会社があれば、工業系に特化した学校を卒業しなくても金型工になるのは可能です。

ですが、厚生労働省が実施している国家資格「金型制作技能士」や金型工業会がセミナーを受講しておくのがおすすめ。受けるためにはいくつか条件がありますが、所得することでのアピールできるのはもちろん、いち早く実務になれられるでしょう。また、金型を設計する際にはCADというパソコンを使った設計ツールを使います。事前にCADシステムについて調べておくのも一つの手です。

まとめ

金型工の職人として道を究めるには、専門的なスキル・知識が必須です。ですが、始めるために資格取得をする必要がないため、一歩目を踏み出しやすい職業でもあります。ものづくりの仕事の中でも、自分が携わった製品を多くの人が触れている機会を目にできる職業でもあるでしょう。金型工は大きく注目される樹会は少ない職業かもしれませんが、縁の下の力持ちとして数多くの人の役に立つ職業なのです。

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