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日本が誇るものづくりの仕事特集 » ものづくりの仕事(工業・製造業)への転職FAQ » Q.ものづくりの仕事(工業・製造業)の志望理由・志望動機はどう書けばいい?

Q.ものづくりの仕事(工業・製造業)の志望理由・志望動機はどう書けばいい?

A.ものづくりの仕事を楽しめるかどうかが大事ですね

三陽工業ではハサミを使える方なら仕事ができると考えているので、経験の有無にはこだわっていません。もちろん、未経験者も歓迎です。それよりも、ものづくりの仕事を好きになれるか、楽しんで取り組めるかを重要視しています。

実際の現場でも、熟練の職人タイプよりも20~30代の若い世代が多く働いています。なりたいポストに立候補できる制度も設けているため、やる気や情熱があればとことん活躍できて稼げる環境です。志望動機においても、仕事に対するやる気や情熱が感じられる人材は「おっ!」と目を惹きますね。

ものづくりの仕事(工業・製造業)の志望理由・志望動機を書くコツ

「なぜこの仕事に就きたいのか」を自己分析で深堀する

志望動機や志望理由を書く際は、「なぜこの仕事がしたいのか」「なぜこの会社に入りたいのか」「なぜこの会社じゃないとダメなのか」の3Why思考がおすすめです。数ある仕事の中から工業・製造業を選んだのには、必ずきっかけや理由があります。

例えば「お金が欲しいから」という理由でも、時給の高い製造業に魅力を感じたというきっかけから、未経験でも挑戦できる環境が整っている、独自の立候補制度で未経験スタートでも出世を目指せるまで動機を発展でき、この仕事や会社だからこそという情熱を伝えることができます。

製造者目線でものづくりへのやる気や関心を伝える

志望動機を書く際、その会社が製造に関わっている製品が好きだと消費者目線で伝えるだけではインパクトがありません。採用する側にとっても、消費者目線のままでものづくりの仕事を続けられるか不安になってしまいます。会社が目を惹く志望動機を書くためには、製品を提供する側に立って考えることが大切です。

「細かい作業が得意なスキルを活かしてものづくりの現場で活躍したい」「自動車の製造を通して『若者のクルマ離れ』を食い止めたい」など、ものづくりの仕事に対するやる気や情熱を伝えることで会社にとっても一緒に働く存在として魅力に感じます。

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ものづくりの仕事(工業・製造業)の志望理由・志望動機のOK例

OK例/「未経験からでも活躍できる仕事がしたい」

経験の有無を問わない会社であれば、志望動機においても未経験であることはさほど不利になりません。未経験であってもスキルを身につけて現場で活躍したいという前向きな意欲があれば、発展を続けるものづくりの仕事においては最適な人材として採用されやすくなります。

ただし、「未経験でも応募できるから」という理由だけでは、仕事に対してのやる気や前向きさが伝わらないので志望動機としては好ましくありません。応募先の企業が取り組んでいる研修や制度と絡めながら、未経験だからこそ成長できる伸びしろがあることをしっかり伝えましょう。

NG例/「人と関わるのが苦手」

接客が苦手で、もくもくと作業ができるものづくりの仕事を志望する方も多いでしょう。ですが、正直にそのまま伝えてしまうのは仕事に対して消極的な印象を与えてしまうのでNG。

志望動機を書く際は、自分にとってのメリットではなく、相手にとってメリットになるように伝えることが大切です。「人と関わるのが苦手」であれば、「もくもくと集中して作業をするのが得意」など、ものづくりの仕事に前向きに取り組めるような表現に変えて伝えるのがベターです。

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業種別に見る志望動機

具体的にどのような志望動機が良いのでしょうか?ものづくりに関わる業種を中心に、志望動機の例をご紹介します。

製造業

志望動機の例(製品組み立て)

「以前印刷所でアルバイトをした経験があり、その際少しずつ製品が形になっていく様子にやりがいを感じ、ものづくりに携わる仕事に憧れるようになりました。~~(対応する業務内容)は、御社の製品の核心部分に関わる仕事ですので、やりがいを感じられそうだと思い応募いたしました。

また、御社は環境への対策に力を入れている会社です。最近では温暖化のような、世界規模での問題が取りざたされております。それらの問題の一助になれるのは大変意義のあることであり、御社に惹かれた理由の1つでもあります」

志望動機のポイント

製造業と1口に言ってもその内容は幅広く存在します。製品組み立て以外にも、溶接業やブラスト工なども広い意味で製造工に属するため、それぞれの職種に合わせた志望動機を書くことが重要です。そのためには業務内容の予習はもちろん、業務のどのような点に惹かれたか、といったところも伝える必要があります。

企業研究をしておくことも重要です。会社説明会への参加やホームページの内容をチェックし、その会社がどんな人を求めているのかを調べておくとよいでしょう。また、その会社でなければならないという、応募をした明確な理由も添えるとより好印象です。

品質管理

志望動機の例

「私は学生時代、クラス委員を務めていました。初めは人をまとめる方法がわからず四苦八苦しておりましたが、先生に相談したり本を読んだりして知識をつけ、地道に対応し続けました。すると徐々にみんなからの信頼を得られるようになりました。この時得られた責任感や常に周囲の状況を見る注意力は、この仕事でも生かせると信じております」

志望動機のポイント

品質管理の仕事は、工場で製造される製品のクオリティを一定以上に保つこと。そのため、志望動機では几帳面で真面目、根気強く仕事に向きあえる人だとをアピールすると良いでしょう。

「学生時代に人をまとめる立場にいた」というエピソードは、志望動機を語る上で強みとなるはずです。

ライン作業

志望動機の例

「小さい頃から工作が好きで、プラモデル作りに熱中していた時もあります。手先の器用さとものを作ることへの意欲は誰にも負けないと自負しております。特に御社で作られている~~(製品名)には興味があり、製造の一助になれればと思っております」

志望動機のポイント

志望動機を書く上でのポイントは、「仕事のどの部分に魅力を感じたか」、「仕事への適性がどれほどあるか」といった点です。

相手の会社のどのような製品に魅力を感じ、どのような業務に携わりたいか、を伝えることで、仕事に対する熱意を伝えられます。

また、「昔からもの作りが好きだった」と伝えれば、もの作りへの適性があると思われ、面接担当者に好印象を与えられるでしょう。

事務

志望動機の例

「以前コンビニで2年ほどアルバイトをしていた経験があり、仕入れや管理に関する業務と、接客スキルを身に付けました。アルバイトでの経験や技術は事務の仕事にも生かせると自負しております。また、wordやexcelを使っての資料作成も行えますので、パソコンを使っての業務にも支障はございません」

志望動機のポイント

自分の持っているスキルを伝えることは重要ですが、ただ所持しているスキルを伝えただけではありきたりな内容になってしまい、担当者からの印象が薄くなる可能性も。具体的なエピソードを含めれば、スキルに説得力と独自性を与え、面接担当者の方に覚えられやすくなるでしょう。

ピッキング

志望動機の例

「昔から体を動かすことが好きで、ピッキング業務に興味を持ちました。中学、高校と運動部に所属しておりましたので体力にも自信があります。また、以前アルバイトで検品に関わる業務を行った経験から、注意力と素早い判断力には自信があります」

志望動機のポイント

未経験者の場合、ピッキングに関する最低限の知識を予習しておく必要があります。「体力を使う」といったような、ピッキングに関わる内容を例に挙げて、自分の性格からピッキングの仕事がいかに合っているか、どんなところに働くメリットを感じるか、といった点をアピールすると良いでしょう。

また、以前の経験を元に、ピッキングをしたいと思った理由や生かせるスキルを具体的に挙げると効果的です。

食品加工

志望動機の例

「両親が忙しい時に食事を作るときがあり、その際母に『おいしい』と褒められたことが忘れられず、食に携わる仕事に憧れを持つようになりました。御社のように食品を提供する仕事は、私の親のように忙しくて食事を用意できない人を支える、大切な仕事です。安全でかつおいしい食べ物をたくさんの人へ届ける仕事に携わりたいと思っております。また、学生時代は運動部でしたので、体力に関しては自信があります。どのような業務にも対応ができると自負しております」

志望動機のポイント

食品に関わる仕事ですので、まず食に携わる仕事に興味や関心がある、という点をアピールすることが大事。また、食品製造業は担当する場所によって体力を使うため、体力を要する仕事に自信があるという点も伝えるとよいでしょう。

食品加工の仕事は、人の生活に直接関わる重要な仕事です。食を通じて社会にどのように貢献したいか、といった点を伝えると、面接担当の方から良い印象を持たれやすいでしょう。

『ハケン』の負のスパイラルを打破!なりたい自分を目指せるものづくり集団三陽工業とはどんな会社か?

取材協力・監修者:三陽工業株式会社

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引用元:三陽工業株式会社公式HP(http://sanyou-ind.co.jp/)
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三陽工業株式会社は、1980年・昭和55年に明石市にて設立以来、ニッポンのものづくり産業の中で事業を推進し続け、現在では全国35の拠点をベースに事業を展開している企業です。

「人の無限の可能性」という言葉を胸に、働く社員一人ひとりの中に秘めている可能性を「三陽工業という働き方」で引き出し、日本のものづくりに貢献し続けてきました。頑張る人が報われるという当たり前の状況を作り出すため、さまざまな環境を整備している点が社員からも好評を得ています。

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