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パソコン組立・調整工

企業の業務活動にとって欠かすことのできないパソコン。パソコン組立・調整工はそんなパソコンの最終工程を受け持つ仕事です。ここでは仕事内容や収入、将来性などの情報をご紹介します。

パソコン組立・調整工の仕事内容

現代社会を支えるパソコンを自分の手で組上げる

仕事の内容は主にパソコン本体の組立と検査です。

パソコンはIC・ISL・コンデンサーといった部品から構成されるマザーボードと、ハードディスク装置、CD-ROMドライブ、電源装置などの装置部品によって作られています。パソコン組立を担当する人は、これらの装置部品を3~5点受け持ち、手順に従って組立てていきます。作業では電気ドライバーを使ってコネクターを接続していくのですが、慣れていないとどこにネジを取り付ければいいかわからず、作業に時間がかかります。多くのパソコン組立工場ではコンベアーによる流れ作業を行っているため、作業に時間がかかると全体の流れ自体に影響も及ぼしてしまいます。そのため、就職してから日が浅い人は受け持つ工程が一つだけです。作業に慣れれば、他の工程も受け持つようになるでしょう。

検査工程では、本体の筐体確認と製品ラベルを貼る作業を行います。コンベアーで流れてくる本体の外観に異変がないか調べ、問題がなければ1台ずつ製品ラベルを貼っていきます。

パソコン組立・調整工の年収

平均年収はおよそ200~260万円。月収に換算するとおよそ16~22万円です。

工場によって待遇は異なり、大手企業の工場ですと年間賞与を含めて、年収500万円を超える場合も。ただしこうした企業は一部だけで、多くの工場では残業がほとんどなく、勤務体制もシフト制。給与に関しては厳しい所が多いようです。

パソコン組立・調整工の将来性

パソコンの国内普及率はおよそ70%。テレビやスマートフォンに比べると低いものの、企業のIT化に伴い今後も需要は高まると予想されます。

しかし、多くの企業は生産拠点を海外に移しているため、国内での労働需要は減少傾向にあります。また工場のオートメーション化が進んでいることもあり、将来性は決して良いとはいえないでしょう。

とはいえ、国内生産にこだわっている企業もありますし、オートメーション化には時間と費用も必要なので、将来性が全くないともいえません。また仕事の内容としては残業が比較的少なく、収入面でも安定しているため、働きやすい仕事を探している人におすすめできます。

パソコン組立・調整工になるには

専門的な知識と技術が必要というイメージが強いですが、パソコン組立・調整工になるための資格や制度はありません。まったくの初心者でも就職できる仕事といえます。

パソコン組立・調整工に必要なのは、決められた手順に従い迅速・正確な作業を続ける注意力と忍耐強さ。ある程度の手先の器用さも要求されるので、細かい作業が得意な人には有利な仕事といえます。

組立に関する基礎知識を得られたら、機器のレイアウトを含めた工程管理・品質管理・生産管理といった知識も必要となってきます。作業全体の流れを把握し、高い品質を維持しながら作業を行えるようになりましょう。

まとめ

将来性に懸念があるものの、仕事の内容や収入面に関しては安定しているので、安定的に働ける環境を重視している人にこの仕事はおすすめできます。特殊な技術や知識も必要としないため、すぐにでも働きたいという人にも向いている仕事です。

男性だけでなく女性も活躍している職業ですから、共働きを希望する女性にも向いているといえそうです。

パソコン組立・調整工の魅力は、自分の手で少しずつ組上がり、形になっていく様子を直に見て取れること。ものづくりに携わる仕事特有のやりがいを感じられるでしょう。

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