日本が誇るものづくりの仕事特集

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製材工

建物や家具、食器に雑貨…生活の中で木製品を目にしない日はありません。それらの木製品を作るときに必要な木材を、丸太から板材や角材に加工するのが製材工の仕事です。「木あるところに製材工あり」ともいえる、木製品の土台を支える製材工の仕事内容と年収、将来性やなるために必要なことを紹介します。

取材協力:三陽工業株式会社

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引用元:三陽工業株式会社公式HP(http://sanyou-ind.co.jp/)

「ニッポンのものづくりにわたしたちの力を」
- 三陽工業社員インタビュー

日本の工業界を代表する数多の企業に優秀な正社員エンジニアを派遣させている三陽工業株式会社に取材・監修協力を得ました。「ニッポンのものづくりにわたしたちの力を」をスローガンに掲げる同社での、ものづくりの楽しさや喜び、やりがい、誇り…、そして今後の展望を語っていただきました。

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製材工の仕事内容

製材工の仕事は、国内外で生産された原木を使い道に応じて板や角材といった製品の「材料」の形に加工すること。

その作業内容は次のような複数の工程に分けられます。それぞれ別の作業員が担当して分業的に行われていましたが、近ごろは機械化・自動化が進み一人でいくつかの工程を担当することも増えてきたようです。

  1. 土場作業者:原木を仕分ける
  2. 送材車ハンドルマン:一定の厚さに成形する
  3. 腹押工・はな取工:指定された規格に合うように調整
  4. 選別格付工:品質確認

山から切り出された原木は、まず「土場作業者」によって種類やサイズ、品質を基準に仕分けされます。次に「送材車ハンドルマン」が送材車と呼ばれる機械にかけて一定の厚さに成形。その後「腹押工」と「はな取工」によって決められた寸法にさらに小割りされ、最後に「選別格付工」が指定された規格に沿っているかを確認します。

直接製材に関わる仕事の他に、製材に使うのこぎりを調整・研磨する「のこ目立工」という役職も。この仕事は多種多様な木の特徴に合わせて機械を調整するため、特に熟練した技能が必要です。

のこ目立工に限らず、製材工は各工程それぞれに専門性が要求されます。木の種類は何か、どんな製品を作るための素材なのか、どこまでの加工が必要なのかなど、製材に関わる要素は様々。技術を磨くために学び続ける姿勢を持った人が活躍する仕事です。

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製材工の勤務スケジュール

製材工場における勤務形態は、他の工場と比較して日勤が多いようです。スケジュールに関しては特別なことはありません。

1日の流れ

とある製材工場での1日の流れを下記にご紹介します。

上記の一例のように、製材工の1日は7:30〜8:00頃に作業開始時間が早い傾向にあります。また勤務終了時刻は概ね16〜17時です。製材工場では製造過程で大きな音が発生するため、夜間の操業はあまりしない傾向にあります。 そのため、大きな工場でなければ日勤のみの仕事となります。大きな製材工場では24時間稼働するため、2交代制または3交代制でのシフト勤務となります。アルバイトは正社員と同じように、1日の労働時間は9時間程度で1時間前後の休憩を含みます。工場によっては午前と午後にそれぞれ小休憩を取るようです。
残業に関しては、全く残業のない工場から数時間程度の残業を依頼される工場などまちまちですので、就業前に確認すると良いでしょう。
休日については、日曜と祝日に加えて月に1回土曜日休みがもらえる場合や完全にシフト制の場合など工場によって異なります。また、お盆休みや年末年始の休暇などが取れる工場もあります。

シフトの組み方

他の工場と同じように基本的に24時間稼働している場合、2交代制または3交代制のシフトとなります。日勤・夜勤の希望を聞いてくれる工場も多いので、シフトの希望を出すときに聞いてみましょう。シフトを決めるスパンは、週ごと・半月ごと・1ヶ月ごとなど工場により異なります。希望のシフト条件がありましたら、事前に確認して置くと良いでしょう。

年収

製材工の平均年収は2019年で340万円ほどとなっており、労働者の平均年収との比較では100万円程度も低い数字です。この数字は勤続10年程度で平均年齢が約44歳のものとなっています。同じ製造業との比較では、自動車の期間工で400~450万円、食品製造工場で380~390万円が標準的な年収といわれており、製材工の年収は低いといわざるを得ません。ただし、キャリアを積むことで年収が上がる可能性があります。また、木材の需要が高まり、忙しくなる、製材工が不足するといった状況になれば給与をアップして人材を確保しようとする動きが出てくるでしょう。仕事内容そのもののやりがいや楽しさを感じられるなら、年収アップを目指して日々の業務に励む道もあります。

参照元:年収ガイド(https://www.nenshuu.net/shoku/cnt/shoku.php?shoku_id=104)

将来性

木材の需要がある限り製材工の仕事がなくなることは無いでしょう。最近は製材工の現場も機械化が進んでおり、時代に合わせた変化を続けています。

また製材工として経験を積めば、より大きな製材所に転職するなどしてステップアップできます。木材が必要なところならどこでも製材工の仕事はあるといえるので、様々なところで働けるチャンスの多い仕事です。

製材工になるには

製材工は重量物を扱う仕事なので、体力や腕力、健康であることが基本条件です。しかしそれ以外に特別な資格は必要ありません。多種多様な木材を様々な形に加工していくことになるため、木材や加工技術の知識を幅広く持っている人が重宝されます。最初からすべての知識を持っていなければならない訳ではないので下積みしながら、実地経験を通して学んでいきましょう。製材工に最も必要なのは常に新しい知識やスキルを追い求める姿勢です。

製材工として一人前になるには、およそ3~5年ほどかかるといわれています。最初は小さな製材会社で様々な作業を経験させてもらうのが近道です。

まとめ

人々の生活を取り巻く木製品、その大本となる木材を丸太から形作る製材工。自分の切り出した木材が誰かの家や家具になって生活を支えているのだというやりがいは、何物にも代えがたい喜びがあります。下積み期間は長めですが、少しずつできることが増えていくことで製材の世界がどんどん広がっていく楽しみを感じられます。自然の中から素材を切り出すという、ものづくりの最初の工程に関わりたい人におすすめの仕事です。

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取材協力・監修者:三陽工業株式会社

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「人の無限の可能性」という言葉を胸に、働く社員一人ひとりの中に秘めている可能性を「三陽工業という働き方」で引き出し、日本のものづくりに貢献し続けてきました。頑張る人が報われるという当たり前の状況を作り出すため、さまざまな環境を整備している点が社員からも好評を得ています。

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