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総菜製造工

どの家庭でも馴染み深いお惣菜。コロッケやかき揚げなど安く気軽に購入できますが、製造にはさまざまな工程が必要となります。今回は惣菜製造工の仕事内容や年収、将来性などをご紹介します。

惣菜製造工の仕事内容

おいしいお惣菜を自らの手で作る

総菜製造工は、コンビニやスーパーマーケット、百貨店で販売されているお惣菜を作る仕事。野菜・魚介類・お肉などを原料に、製造工場内の道具や機器を使用して調理することが主な作業です。

具体的には前処理・調理・包装の3部門に分かれており、製造工はこのいずれかの部門に配属されます。

前処理の仕事

前処理は、食材を安全かつおいしく調理するために重要な工程です。

主に行うのは食材の洗浄や皮むきなど。多くの工場では機械が自動で行いますが、目視によるチェックや選別などは人の手で行われます。

調理の仕事

調理工程では、前処理がされた食材の味付けを行います。

お惣菜ごとのレシピに沿った味付けを行うため、スパイスの分量を間違えると味が大きく変わってしまいます。総菜製造業において重要な工程といえるでしょう。

包装の仕事

調理が終わった後は、出荷するために包装を行います。

作業内容は食材の分量を量り、容器やパックに詰めること。包装をする機械がある場合、機械のセッティングや包装後のチェックをします。また、包装の前後に金属探知機での異物検査や加熱による殺菌などの工程も行います。

惣菜製造工の年収

会社によって待遇は異なりますが、平均的な年収は約350万円。月収は25万円です。年収は一般サラリーマンに比べるとやや低い傾向にあります。

これは雇用形態が契約社員・パート・アルバイトといった非正規雇用がほとんどであるため、正社員に比べてどうしても年収が下がってしまうのです。

特別な知識や資格、経験が必要とされない仕事であるため、需要が高い割に年収が低いことがよくあります。しかし、会社によっては総菜製造工からライン長やリーダー、工場長などの役職に就ける場合もあり、それに伴って年収のアップが見込まれます。もちろん誰もがこうした役職に就けるとは限りませんが、年収を上げる可能性はゼロではありません。

惣菜製造工の将来性

非正規雇用から正社員になったり、収入がアップしたりといった例が少ないため、将来性はあまり良いとはいえません。

ただし、この総菜製造工は需要の高い仕事であるので、安定して働き続けられます。高齢化やライフスタイルの変化による影響で、お惣菜の需要は今後も高くなると予想されます。

AIの登場でなくなってしまう仕事が話題となっていますが、食に関する仕事は人の目でチェックしたり、人の手で加工したりとまだまだ人の介入が必要です。そのため総菜製造工は今後も安定して働くことができる仕事といえるでしょう。

惣菜製造工になるには

総菜製造工は特に資格や専門知識を必要としません。学校を卒業してから求人に応募し、採用されればすぐにでも働けます。需要が多く、常に募集が行われているので、求人情報を調べればすぐに見つけられるでしょう。

また、この仕事の特徴は女性が多く働いていること。40代の女性が多く活躍していますから、新卒でない女性が就職しやすい仕事です。水産科・食品工業科・栄養科などの知識を持っていればさらに就職に有利となるでしょう。

まとめ

収入面や将来性についてやや難点がありますが、代わりに安定性が高く資格・知識がない状態でも働けるのが総菜製造工のメリット。

非正規でも比較的収入が安定しているため、パートで安定した収入を得たいという人に向いている仕事でしょう。また需要が高いので、転職がしやすいのも特長です。一度総菜製造工として働いた経験があれば、他社へ就職する時の強みとなります。特に家計を助けるため働きたい女性や、副業として安定した仕事を選びたい男性などにおすすめです。

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