日本が誇るものづくりの仕事特集

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プレス(鍛造)

プレス(鍛造)

監修:三陽工業株式会社

三陽工業株式会社公式HP
引用元:三陽工業株式会社公式HP(http://sanyou-ind.co.jp/)

「ニッポンのものづくりにわたしたちの力を」
- 三陽工業監修・プレス(鍛造)の仕事内容とは

日本の工業界を代表する数多の企業に優秀な正社員エンジニアを派遣させている三陽工業株式会社監修のもと、プレス(鍛造)の仕事内容について詳しく解説!「ニッポンのものづくりにわたしたちの力を」をスローガンに掲げる同社で働く社員にも取材を行い、ものづくりの楽しさや喜び、やりがい、誇り…、そして今後の展望を語っていただきました。

プレス(鍛造)の仕事とは

プレス(鍛造)とは材料を金属の型にセットし、プレス機で圧力を加えることで形を変えて新たな部品や製品を作り出す加工技術の1つです。多くの製品の形状がプレス加工によって作られており、工業・製造業においてものづくりを支える重要な役割を持った仕事でもあります。特に日本のプレス加工技術は、世界でも高い技術力を評価されているほど。ここではプレス加工で製造される代表的な製品をはじめ、プレス(鍛造)の仕事の魅力についてご紹介します。

プレス(鍛造)の仕事をやるのにあると良い資格

プレス(鍛造)の仕事に関する資格についてまとめてみました。

プレス(鍛造)の資格とは

プレス(鍛造)の仕事をするにあたって、持っていると良い資格が「鍛造技能士」です。

鍛造技能士とは鍛造の技術力を測り、証明する国家資格となります。

鍛造の仕事に携わり積み重ねた経験と技術力を客観的に測り、どれほど身についたかを証明することができるという資格なのです。

そして鍛造技能士には鍛造それぞれの加工方法の違いにより区分が3つに分かれ、技術力を測る級も各区分につき2つに分かれています。

区分
自由鍛造作業 1・2級
ハンマ型鍛造作業 1・2級
プレス型鍛造作業 1・2級

試験は各都道府県で1年に2回開催されており、スケジュールは前年の3月上旬に公表されます。

各都道府県で開催されていますが都道府県によっては実施しない職種もあるので、必ず「都道府県職業能力開発協会」等へ問い合わせてみましょう。

また、鍛造技能士資格を取得すれば「鍛造技能士」と称することができ、仕事のスキルアップにも役立つ資格となります。

さらに堪能技能士になると職業訓練の鍛造科で指導員となるための実技試験も免除となるのです。

鍛造技能士の受験資格

鍛造技能士の試験を受けるには受験資格が必要となります。

受験資格は各級によって区別されているため、それぞれの受験資格をクリアすることで試験が受けられます。

受験資格
1級 実務経験が7年以上、または2級合格後からさらに2年以上の実務経験がある。
2級 実務経験が2年以上。

実務経験については職業訓練歴や学歴によって短縮される場合があります。

申し込みの際に受験資格等の審査があるので、最終的には受験が可能となった際にお知らせや受験票の送付等で知ることができます。

実務経験の短縮についての詳細・質問等は都道府県職業能力開発協会に問い合わせてみましょう。

鍛造技能士(プレス型鍛造作業)の試験内容

鍛造技能士のプレス型鍛造作業の試験内容はそれぞれ級レベルに合わせ、実技と学科の試験が行われます。

プレス型鍛造の試験内容
1級実技試験 金型をプレス型鍛造機へ取り付けた後、調整の試し打ちを行ない仕上げ工程へと進み、仕上げ工程を含む3工程以上の熱間鍛造を行ない目視温度測定を行なう。(試験時間は1時間35分から2時間35分)
1級学科試験 材料検査・素材加工・素材加熱・製品の欠陥判別等について。
(試験時間は1時間)
2級実技試験 金型をプレス型鍛造機へ取り付けた後、調整の試し打ちを行ない仕上げ工程へと進み、仕上げ工程を含む2工程以上の熱間鍛造を行ない目視温度測定を行なう。(試験時間は1時間35分から2時間35分)
2級学科試験 簡単な材料検査・素材加工・素材加熱・製品の欠陥判別等。
(試験時間は1時間)

鍛造技能士の勉強方法

鍛造技能士の試験を受けるために行なう勉強方法については、主に市販されている教材を購入し独学で行なうのがメインとなります。

ただし、独学では難しいと思う方には鍛造技能士に関する通信講座やセミナー講座等も行われているので、自分に合った方法を選びましょう。

鍛造技能士の資格取得におすすめの人

プレス(鍛造)の技術を使って作られているものは、今では数え切れないほどたくさんあります。

また鍛造の技術は伝統的なものでもあり、簡単には取得することができません。

鍛造の技術を広め、これからも発展させていきたいと考えている方や、教える側になりたいと考えている方には特にオススメの資格です。

取得することで仕事上のスキルアップはもちろんですが、これからの鍛造の技術の発展にも携わることができるでしょう。

鍛造技能士の資格取得のメリット・デメリット

鍛造技能士の資格を取得することで鍛造技能士であると称することができ、メリットとしては仕事での技術に対する信頼を得ることができるでしょう。

会社等でも国家資格の資格取得ということになれば、待遇も考慮されるというメリットもあります。

また一方でデメリットに関しては、学科試験等の勉強をする時間を普段の生活から捻出しなければなりません。

鍛造技能士に求めているメリットの大きさによっては、取得までかかる時間や労力が見合わないかもしれないというデメリットを感じるかもしれません。

ただし鍛造技能士は国家資格なので取得しても損はないので、大きなデメリットが生じるということはないでしょう。

プレス(鍛造)の仕事でつくられるモノとは

自動車

自動車メーカーのこだわりのデザインを形に

自動車のドアやボンネットなどボディの製造にもプレス加工の技術が使用されています。多彩なバリエーションがある自動車の曲面の傾斜をプレス加工で作り出せるよう、金型にもさまざまな種類があり、対象の製品やパーツによって金型を使い分けながら製造されています。各自動車メーカーのこだわりが反映される流線型のボディやスマートなデザインを支えているのが、プレス加工の技術です。

バイク

バイクのデザインと安全性を技術力で支える

バイクに搭載される筒状のサスペンションはプレス加工により成型されています。一枚の金属板から筒状に成型する技術は、プレス加工の中でも最も難しいと言われる「絞り加工」によるものです。自動車に搭載されるサスペンションとは異なり、多くの人の目に触れるバイクのサスペンションは車体デザインの一部として構成されているのが特徴。そのため、安全装置としての品質はもちろん外観のデザインもプレス加工の技術力が担っています。

飛行機

高度なプレス加工技術で計算しつくされた胴体を表現

飛行機の胴体や搭載される部品の製造にも、プレス加工の技術が活かされています。飛行機は細部に至るまで計算しつくされた複雑な曲面の組み合わせで構成されており、プレス加工にも完璧な精度と高度な技術力が求められます。複雑な形状の部品をシワやひずみ、割れなどを起こさずに成型するためには、金型や機械、加工条件などのバランスを考慮しながら作業するプレス加工の技術力が必要です。

プレス(鍛造)の仕事をしている
浅川正和さん(仮名)にインタビュー!

金属電極を専門に製造している工場で働く浅川正和さん

金属電極を専門に製造している工場で働く浅川正和さん(仮名)・32歳。企業向けのチタンパーツのプレス(鍛造)加工に従事しています。三陽工業に入社したきっかけは、面接で会社説明を聞いた際に「一緒に働きたい!」と思ったとのこと。三陽工業の学歴や社歴、年齢などで社員を評価せずに、やる気を受け止めて成長をサポートしてくれる社風に惹かれているそうです。向上心にあふれている浅川さんにプレスの仕事の魅力についてお聞きしました。

ー三陽工業でのプレス(鍛造)とはどんなお仕事ですか?

配属先の現場では、理化学設備機械器具の移転工事や販売・設置工事をメイン事業とする企業向けのチタンパーツのプレス加工を行っています。

ープレス(鍛造)のお仕事のやりがいってどんなものですか?

プレスの仕事は基本的に単調な作業です。そのうえでもくもくと作業をこなす忍耐力や金型にズレや歪みを起こさずにプレスする集中力が求められます。その分、一人ひとりの作業員の仕事が繋がって型になった瞬間の達成感は大きいです。自分たちの仕事が形となって目に見えることで、やりがいも感じます。

金属電極を専門に製造している工場で働く浅川正和さん

三陽工業におけるプレス(鍛造)のお仕事求人例

職種 製造・整備士・技術士
仕事内容 製造ラインプレス加工・検査
雇用形態 正社員
給与 247,000円
勤務地 山口県岩国市
勤務時間 8:30~17:30 / 20:30~5:30
※残業有
※配属先により変動あり
休日・休暇 土・日・祝・GW・夏期・年末年始(会社カレンダーあり)
昇給・賞与 ・ボーナス年2回
・昇給年1回

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「人の無限の可能性」を原動力に、日本のものづくりの現場を元気にする

三陽工業株式会社は、1980年・昭和55年に明石市にて設立以来、ニッポンのものづくり産業の中で事業を推進し続け、現在では全国35の拠点をベースに事業を展開している企業です。

「人の無限の可能性」という言葉を胸に、働く社員一人ひとりの中に秘めている可能性を「三陽工業という働き方」で引き出し、日本のものづくりに貢献し続けてきました。頑張る人が報われるという当たり前の状況を作り出すため、さまざまな環境を整備している点が社員からも好評を得ています。

役職・部署を希望してプレゼンを行うことで希望が叶うチャンスを与えられる「立候補制度」や、さまざまな種類の表彰制度など、社員一人ひとりの頑張りが必ず形になる環境の整備に力を入れています。

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