重機

取材協力:三陽工業株式会社
引用元:三陽工業株式会社公式HP(http://sanyou-ind.co.jp/)「ニッポンのものづくりにわたしたちの力を」
- 三陽工業社員インタビュー
日本の工業界を代表する数多の企業に優秀な正社員エンジニアを派遣させている三陽工業株式会社の協力を得て、重機を作る仕事に従事する社員にインタビュー!「ニッポンのものづくりにわたしたちの力を」をスローガンに掲げる同社での、ものづくりの楽しさや喜び、やりがい、誇り…、そして今後の展望を語っていただきました。
重機を製造する仕事/石村賢太郎さん(仮名)

岡山の金属鋳造・加工を行う工場で働く石村賢太郎さん(仮名)・25歳。ものづくりの最初の工程である、溶解した鉄を型に流し込んで部品を製造する溶解作業に日々従事しています。ショベルカーをはじめとする建設機械の部品を取り扱っています。溶解した鉄を扱うため作業に危険はつきものですが、危機管理の意識が高いメンバーと働くことで事故0%・やりがい100%の日々を過ごしているとのこと。ここでは、電車を作る仕事について石村さんに詳しくお聞きしました。
重機を製造する仕事のやりがいや楽しさとは?
成長を実感できるから仕事が楽しい
溶解した鉄を型に流し込むライン作業では、正確かつどれだけの数を生産できるかで自分の成長を実感できます。成長が目に見えて分かるのは、やはり楽しいですね。危険がつきものの作業ではありますが、現場では一人ひとりが注意して行動しているため、事故に配慮しながら仕事ができています。プロ意識の高いメンバーと働けることで、やりがいも大きいです。
重機を製造する仕事/三陽工業に興味を持ったきっかけは?
なりたいポストに立候補できるシステムが斬新!
三陽工業の求人を見て興味がわき、公式HPもチェックしてみました。三陽工業の明るく楽しそうな雰囲気はもちろん、何よりも立候補制度が良かったですね。リーダー職をはじめ、多くの役職に社員から立候補することができるシステムに惹かれ、妻に相談。それからすぐに電話で応募しました。
三陽工業のココがすごい!と思う点を教えてください
社員の可能性を信じてくれる手厚いフォロー体制
どれだけやる気があっても望んだポストに就けない会社もある中で、三陽工業では立候補制度を設けて社員の成長したいという熱意を受け取ってくれます。実現に向けて手厚いフォローで道を作ってくれるところは、社員の可能性を信じて応援してくれる三陽工業ならではのすごさです。

三陽工業におけるご自身の展望は?
ものづくりの現場をもっと明るく盛り上げたい
ものづくりの現場をもっと明るくしたいと考えています。そのためにも、まずは三陽工業で多くの社員とコミュニケーションを取りながら、笑顔があふれる現場にしていきたいです。三陽工業から他の会社に笑顔の輪を広げることで、製造業をもっと盛り上げたいですね。いつかは中国地方の現場をまとめられるリーダーも目指しています。現場で働く社員の立場で物事が見られるよう近い関係を保ちながら、多くの現場をまとめられる存在になりたいです。
重機を製造する仕事/浅岡耕司さん(仮名)

兵庫県明石にある重工業を取り扱う工場で働く浅岡耕司さん(仮名)・30歳。前職でも製造業で働いていた経歴を持ち、三陽工業では海外向けの重機や油圧機器を製造する仕事に携わっています。日本だけでなく、海外に向けたグローバルなものづくりにも携わっている浅岡さんは、この仕事だからこそ得られる学びの多さを楽しんでいるとのこと。ここでは、重機を作る仕事について、浅岡さんに詳しくお聞きしました。
重機を製造する仕事のやりがいや楽しさとは?
この仕事ならではの知識との出会いが楽しい
海外向けの建設機械や油圧機器に用いられる部品(シリンダー)の加工業務をはじめ、マシニングオペレーターを務めています。部品がどのように加工されるのかといった基本的なことから、部品を加工するための設備プログラム設定や値の変更まで、ものづくりに携わっていないと知ることのなかった知識を得られるのが楽しいですね。学ぶことの多い仕事です。
重機を製造する仕事/三陽工業に興味を持ったきっかけは?
ブログで紹介されていたアットホームな職場環境に惹かれて
三陽工業に興味を持ったきっかけは、公式HPで公開されているブログです。各営業所に配属されている社員や営業所内の様子が紹介されていて、親近感がわきました。働きやすそうなアットホームな雰囲気も応募を後押ししてくれたポイントです。
三陽工業のココがすごい!と思う点を教えてください
「もっと成長したい」という社員の熱意を評価してくれる
社員の頑張りを必ず評価してくれるところです。また、三陽工業には立候補制度があり、「リーダーになりたい」「このポストに就きたい」など新たな挑戦を応援してくれる環境が整っています。会社からの評価を待つのではなく、社員主体の成長意欲をしっかり受け止めて後押ししてくれるところは三陽工業ならではの魅力だと思います。
三陽工業におけるご自身の展望は?
一緒に働く社員にとって頼れるリーダーになりたい!
今後の展望は、生産推進グループのリーダーになることです。そのためにも、まずは私自身が日々の仕事に励みながら今以上の経験値アップが目標。仕事を通して培った経験を活かしながら、生産推進グループで働く社員にとって頼れるリーダーを目指します。
重機製造業の平均年収
重機を製造する仕事の年収のデータを参照してみると、全国平均で見ると、約381万円という数字が出ており、月給に換算すると約32万円ということになります。ただしこれはあくまでも平均値。全体の給与幅としては284万円から696万円と比較的幅が広く、勤務先や経験・求められるスキルによっても大きな差があると推測されます。
ただし、重機製造業全体の給与分布で見ると、年収のボリュームゾーン的には335万円〜387万円という層になっており、平均値もこの中に含まれるという感じになります。それなりに年収差が生まれる傾向にあるものの、平均的な数値は収まるところに落ち着いていると見受けられます。
またエリア別では、関東が平均411万円、関西399万円、東海389円となっている一方、北海道・東北が338万円、九州・沖縄が337万円という地域差も見られました。
未経験OK!三陽工業株式会社の重機をを作る仕事の求人例
異業種からの転職大歓迎!ショベルカー等、大型建設機械のパーツ製造
| 職種 | 製造・技術(電気・電子・機械) > 製造・整備士・技術士 |
|---|---|
| 雇用形態 | 正社員 試用期間なし |
| 給与 |
【月給】233,000円 |
| 勤務地 | 【部品製造工場】 ・大分県速見郡日出町 ・車、バイク、自転車、公共交通機関 |
| 勤務時間。 | 早番 8:00~17:00 遅番 18:00~3:00 ※残業有 ※配属場所により時間は変動します。 |
| 休日・休暇 | 土日祝・夏季・年末年始(工場カレンダーあり) |
| 特徴 | 未経験者歓迎/育児・介護休暇あり/土日祝日休み/寮・社宅あり/長期休暇あり/フリーター歓迎/マイカー通勤OK/研修・教育制度充実/中途入社50%以上/第2新卒歓迎 |
マシンを使用したショベルカー等の大型建設機械のパーツ製造を行う業務内容となっています。未経験者も積極的に採用しており、社員の7割が元サービス業、飲食業、運送業など様々な業種からの転職組とのこと。一から『職人』を目指す先輩社員が多数活躍していると訴求されています。社会保険/雇用保険/労災保険の各種保険も完備されており、旅行や映画などの優待制度なども用意されているそうです。
人柄重視採用中!マシンを使用した金属部品の加工業務
| 職種 | 製造・技術(電気・電子・機械) > 製造・整備士・技術士 |
|---|---|
| 雇用形態 | 正社員 試用期間なし |
| 給与 |
【月給】264,375円 ~ |
| 勤務地 | 【製造・生産工場】 ・大分県大分市 ・車、バイク、自転車通勤、公共交通機関可能 |
| 勤務時間 | 8:00~17:00 20:00~5:00 ※残業有 |
| 休日・休暇 | 工場カレンダーに準ずる(土日・GW・お盆・年末年始) |
| 特徴 | 未経験歓迎/育児・介護休暇あり/土日祝日休み/寮・社宅あり/長期休暇あり/フリーター歓迎/マイカー通勤OK/研修・教育制度充実/中途入社50%以上/第2新卒歓迎 |
マシンを使用した金属部品の加工業務で、扱う金属部品は手のひらサイズの大きさで、片手で持てる程度の重さのため、体への負担が少ない作業とのこと。「体力に自信がないんです…」という方や、「初めての業界で不安…」といった方でも心配は無用とのこと。入社後の研修・フォローアップには自信があり、「やってみたい」という気持ちを全力で応援しますとアピールされています。
国内主要メーカーの製造業について
今一度おさらいしておきますと、重機とは建設現場や工事現場、さらには採石場などで使用される機器全般を指します。主な種類としては油圧ショベルやブルドーザ、クレーン、ホイールローダー、フォークリフトなどが挙げられます。
それこそ高層ビルや巨大なダム、高速道路などの大規模建造物から、一般向けの一戸建て住宅に至るまで、こうした重機類を活用することで、よりスピーディに効率よく造ることが可能になっています。そんな重機を製造するというのは、日本の建築物やインフラを造るための大元を造る仕事であり、まさに縁の下の力持ちと言ってよいでしょう。
そうした重機類の製造現場での仕事としては、部品の金属加工や組立、組み上げた製品の測定や出荷前の検査などがあります。例えば部品の金属加工では、鉄やステンレスなどの金属材料を設計図面に沿って、専用の加工機器などを用いて切削や穴あけ、成型といった作業を行っていくという感じになります。
そうした製造工程のどの場所に配置となるかは経験値や技術、知識などによって決められていきます。もちろん経験を重ね技術を向上させていけば、より難易度の高い仕事を任せてもらえるようになっていきます。
そんな重機を製造する日本国内の代表的なメーカーには、以下のような会社が知られています。
小松製作所
日本語の会社名よりも、英語のロゴである「KOMOTSU」の方が馴染み深いかもしれません。日本国内での重機のシェアは1位(2019年1月調べ時点)に君臨しており、世界でも知名度の高い企業です。2019年3月期の売上高は連結で2兆7,252億4,300万円。純利益は連結で2,564億9,100万円という数字が公表されています。
手掛けている重機の種類も多岐に及んでおり、主なものとしては油圧ショベル、ブルドーザ、ホイールローダー、ホウルトラック、フォークリフトなど。その他、ディーゼル機関車・気動車用エンジンや防衛相向けの特殊車両なども手掛けています。
本社所在地は東京・赤坂。工場は石川県、富山県、大阪府、兵庫県、茨城県、栃木県、福島県に有しています。
※参照元:[PDF] コマツ スライド1(https://home.komatsu/jp/ir/pdf/japan110811.pdf)
クボタ
どちらかというと農業向け機械のイメージが強いですが、建設向けの重機類も幅広く手掛けています。なかでも重量6トン未満の小型ショベルカーの分野で強みを発揮しており、同社の手掛ける「ミニバックホー」は世界シェアNo.1(2019年1月調べ時点)となっています。2019年12月期の売上高は連結で1兆9,200億4,200万円。純利益は連結で1,490億6,100万円という数字が公表されています。
本社所在地は大阪市浪速区。工場は兵庫県、千葉県、大阪府、滋賀県、栃木県、茨城県に有しています。
※参照元:株式会社クボタ 建設機械(https://www.kubota.co.jp/corporate/business/machinery/index.html)
日立建機
車名の通り総合電機メーカーである日立製作所のグループに属する重機メーカーになります。
ブルドーザやホイールローダーなど様々な重機を手掛けていますが、なかでも油圧ショベルを主力商品としており、小型から大型まで幅広くラインアップ。世界シェア上位のキャタピラー、小松製作所の追い上げを目指しています。2020年3月期の売上高は連結で9,313億4,700万円と公表されています。
本社所在地は東京・上野。工場は茨城県をメインに兵庫県にも所在しています。
今後の重機製造業界の動向は?
結論から先に言ってしまいますと、重機の主要製品である建設機械業界は成長傾向にあったものの、2019年を境に、横ばいあるいは微減傾向という状況となっています。
これまでの全体の流れてとしてはまず、2007年頃までは新興国の建築機械に対する需要や欧米の住宅バブルなどの恩恵を受け、拡大傾向を続けてきました。しかし2008年、いわゆるリーマンショックが発生。世界規模での金融危機に陥り、欧米を筆頭に世界的な住宅市場が大幅縮小。建設機械に対する需要も大幅に落ち込むことになりました。
その後、世界経済の失速は徐々に回復。とりわけ中国と北米での住宅やインフラ面での需要が再度拡大する傾向となりました。また日本では2011年に起きた東日本大震災によってダメージを受けた住宅やインフラの復興需要も建設機械へのニーズを大きく押し上げることとなりました。
さらに2010年代の中盤に入ると、欧米に加えアジア諸国でも建設機器需要も高まりました。とりわけ2017年から2019年にかけては順調に成長傾向となっていたのです。しかし2020年、その勢いがストップ。原因は言うまでもなく、新型コロナウイルスの世界的流行です。ただし、業界全体の業績が劇的に落ち込んだというようなレベルではなく、横ばいから微減に転じたというレベルに収まっています。
また、もうひとつ見逃せない要因としては中国メーカーの台頭という点もあります。性能や品質、信頼性といった面はさておき、コスト面で安価な中国製は、その他の様々な製品と同じく、建設機械の分野においても、日本製メーカーにとって脅威を与える存在となっているのです。
気になる日本製の重機、建設機械の先行きについては、経済の専門家でも、なかなか予測が難しいとされています。その理由は、前述しましたここ数年の流れでも分かる通り、建設機械を含む重機の需要は、世界経済の動向に大きく左右されるという傾向があるからです。
そうした意味では、重機の業界に限らずあらゆる経済活動に共通することですが、新型コロナウイルスのワクチン接種が、世界規模でどれ位進むかというのが大きな鍵となると言えるでしょう。それこそ新型コロナウイルスの封じ込めが一定のレベルで成功すれば、世界経済が好転し、日本製重機への需要回復が期待できるからです。
前述しました通り、小松製作所、日立建機、クボタといった日本の企業が世界に台頭しています。そうした日本の誇る品質や性能を求める状況は、そう遠くない将来にきっとやってくると信じて、今はその時に備える時期と考えるべきではないでしょうか。
取材協力・監修者:三陽工業株式会社

引用元:三陽工業株式会社公式HP(http://sanyou-ind.co.jp/)
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「人の無限の可能性」を原動力に、日本のものづくりの現場を元気にする
三陽工業株式会社は、1980年・昭和55年に明石市にて設立以来、ニッポンのものづくり産業の中で事業を推進し続け、現在では全国35の拠点をベースに事業を展開している企業です。
「人の無限の可能性」という言葉を胸に、働く社員一人ひとりの中に秘めている可能性を「三陽工業という働き方」で引き出し、日本のものづくりに貢献し続けてきました。頑張る人が報われるという当たり前の状況を作り出すため、さまざまな環境を整備している点が社員からも好評を得ています。
役職・部署を希望してプレゼンを行うことで希望が叶うチャンスを与えられる「立候補制度」や、さまざまな種類の表彰制度など、社員一人ひとりの頑張りが必ず形になる環境の整備に力を入れています。



