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NC旋盤工

工場にある旋盤をコンピューターで操作し、金属資材を切断したり削ったりするのがNC旋盤工の仕事です。ここでは、ものづくりにおいて重要な工程を担う、NC旋盤工の仕事内容や年収をご紹介します。

NC旋盤工の仕事内容

NC旋盤工の仕事内容

NC旋盤工は、「NC旋盤」と呼ばれる機械をコンピューター上で操作し、金属資材を切削加工する職人です。コンピューターに旋盤の速度や動かし方を登録して細かく操作することで、資材に合った加工を施します。NC旋盤によって切削加工できる金属資材は鉄やステンレス、銅、チタンやアルミなど。樹脂を切削加工するケースもあります。これらの金属資材をNC旋盤で加工することで、ボルトやネジなどの部品が作られるのです。

NC旋盤工の仕事内容は、「プログラミング」と「オペレーティング」の2つに分けられます。プログラミングは、NC旋盤を動かすための指示をコンピューターに登録する仕事。従来は手動で計算を行い、細かな登録作業を行っていました。しかし最近は、対話式プログラムを使って登録作業が簡略化されるケースもみられるように。これによって、一人当たりが登録できる機械台数が増えたと報告されています。

オペレーティングの仕事はNC旋盤の機械操作をしたり、完成品のチェックをしたりする仕事です。また、NC旋盤がプログラムされた通りに動作するかを確認したり、機械のメンテナンスを行ったりするケースも。未経験者がNC旋盤工の仕事につく場合、オペレーティングから始めるケースが多いようです。

年収

NC旋盤工の平均年収は、2017年時点で434万円という結果が出ています。男性であれば443万6200円、女性であれば292万500円という調査結果もあります。技術や資格、経験によって給与が大きく変動するので、収入アップを目指すためにはスキルを磨くことが重要だといえるでしょう。

将来性

NC旋盤工は、金属資材を切削加工して精密機械の部品を作る仕事です。日本のものづくりの基盤ともいえる仕事なので、需要は高く安定しているといえるでしょう。知識や技術、経験を積めば、それだけキャリアアップにつなげやすいのも特徴です。

NC旋盤工になるには

NC旋盤工になるために、国家資格など特別な資格は必要ありません。未経験者であってもNC旋盤工として就業することは可能です。

NC旋盤工は無資格・未経験でも就業できますが、関連資格を取得して技術・知識を身につけることは非常に大切。NC旋盤工として働くうえで役立つ資格のひとつが、「機械加工技能士」です。これは金属加工の技術レベルを証明する資格のこと。機械加工技能士の試験は旋盤の種類ごとに分かれているのが特徴です。

旋盤は特殊な機械。工業系の専門学校や職業訓練校などで、機械系の知識をある程度身に着けておいたほうが有利です。大前提として、機械や機械の操作に興味があること、1日中機械を動かす仕事であるため作業に没頭できることなどが求められます。設計図に沿って金属資材を加工し、モノを作り出す仕事なので、パズルやプラモデルの設計が好きな方には適正があるといえるでしょう。

NC旋盤工と関連するのが「数値制御旋盤」で、NC旋盤工として就業して半年程度経過すると3級の取得が目指せます。3級は「基礎的な操作をマスターした初級技能者が持つ資格」だとされ、未経験者の就業者の指標となります。

まとめ

精密機械に欠かせない部品を作るのが、NC旋盤工の仕事。日本のものづくりの基礎を担っている仕事であるため、やりがいは大きいといえます。NC旋盤工を目指す方は、関連資格の取得も視野に入れつつ方向性を固めていきましょう。

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