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日本が誇るものづくりの仕事特集 » ものづくりの仕事(工業・製造業)を業種別に見る » 義肢装具士

義肢装具士

事故などによって手足を失ってしまった人や、病気などによって手足に機能障害を負ってしまった人のために、義肢・装具を制作する義肢装具士。海外には、義肢の専門家をProsthetist、装具の専門家をOrthotistと呼び、それぞれ毒室した個別の資格とする国もありますが、日本では義肢装具士として一つの資格となっています。

義肢装具士という職業に就くためには、高いものづくりの技術や高度な医学や工学の知識が必要です。しかし、それだけでは十分ではなく、病院・リハビリテーション施設との連携や患者さんとのカウンセリングとの場面では、高いコミュニケーション能力が必要となるなど、総じて、豊かな人間性が求められる職業であると言えます。そして、その分だけ、深いやりがいを感じられる職業であるとも言えるでしょう。

義肢装具士の良い口コミ

病気が原因で歩行にすら困難を感じるといった方や、事故で四肢の機能の一部が麻痺してしまったといった方の生活を、自分自身の知識・技術を使って改善させることができるのは、義肢装具士という仕事の大きなやりがいです。大げさではなく、患者さんの人生を好転させられるような瞬間が義肢装具士にはあります。そして、なにより、患者さんから直接感謝の言葉を頂くときに、義肢装具士として一番の喜びを感じます。

参照元:義肢装具士が明かす仕事の本音(http://sp.honne.biz/job/s1720/)

義肢装具士の悪い口コミ

病院側からや患者さんからの、ほとんど無理難題と言っていい注文の処理やクレームの対応は、本当に疲れますね。納期や注文内容次第では残業なども多く、職場によっては、長年働いていても、ほとんど昇給がない、ということもあります。病院によっては、リハビリや治療が原因で起きた問題を、装具のせいにされることもあります。どんな職業でもそうだと思いますが、職場等での人間関係次第で、仕事のきつさはかなり変わってくるのは、義肢装具士も例外ではないですね。

参照元:義肢装具士が明かす仕事の本音(http://sp.honne.biz/job/s1720/)

義肢装具士の仕事内容

事故などによって手足を失ってしまった人や、病気などによって手足に機能障害を負ってしまった人のために、義肢・装具を制作する義肢装具士。医師の処方に従いながら、採型や採寸を行い、完成した義肢・装具に不具合がないか、何度も調整を重ねながら、患者さんに適合した義肢・装具を仕上げていきます。患者さんの生活の質の向上に直接取り組めるのが、義肢装具士の大きな特徴と言えるでしょう。

全国で5,000人程度しかいない義肢装具士ですが、義肢装具士になるためには、金属、プラスチック、皮革、繊維、といった多岐にわたる義肢・装具の材料について知識や、それらを加工していくための技術が求められる他、義肢・装具の制作は病院やリハビリテーション施設と連携しながら行われるため、優れた対人コミュニケーション能力も必要となります。

義肢装具士の年収

義肢装具士の収入は、月収は約18~30万円、年収は約300~400万円というのが、平均的な額になってくるようです。勤務先や雇用形態によって異なりますが、義肢装具士と比較的近い職業である理学療法士や作業療法士と比べるとやや低めの額であるといえます。ただし、義肢装具士は、技術力次第では、経験年数が短くても昇給を目指せます。また、職場によっては、資格手当や技能手当といった支給が用意されていることもあるようです。

義肢装具士の将来性

悲しい言い方ではありますが、事故や病気が原因で手足を失ってしまったり、あるいは、その機能の一部が損なわれてしまったという人いる限り、義肢装具士という職業が廃れることはないと言えるでしょう。さらに、前述の通り、義肢装具士は日本全国でも5,000人しか存在せず、ニーズに対して従事者が不足しているという事実も、義肢装具士の社会的な需要が将来的になくなることない一つの要因といえます。

義肢装具士になるには

義肢装具士になるためには、国家資格が必要です。義肢装具士の養成校に入学し、そこで規定の単位を修学して卒業し、「義肢装具士国家試験」の受験資格を得てから、同試験に臨む、というのが、一般的な義肢装具士になるための方法となるようです。

まとめ

大きな困難を抱えながら日々を過ごす人々の生活の質を直接向上できる珍しい職業である義肢装具士。患者さんから直接感謝される機会も、ものづくりに関わる仕事の中では多いと言えるでしょう。また、近年では、医療用の義肢・装具に加えて、スポーツ用の義肢・装具に対する需要も高まりつつあります。義肢装具士は、将来的には、より広い分野で活躍が期待されている職業であると言えるでしょう。

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