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たばこ製造業

最近では各所で禁煙化や分煙化が進んでいますが、たばこはまだまだ根強い人気を保っています。たばこ製造業は、そんなたばこを生産・加工して製品にする仕事。具体的な仕事内容や平均年収、将来性、たばこ製造業に就くために必要なスキルをご紹介します。

たばこ製造業の仕事内容

たばこ製造に必要な仕事の工程は、大きく2つに分けられます。ひとつは収穫した葉たばこを加工してたばこの中身をつくる「原料工程」、もうひとつが加工された原料を用いて製品に仕上げる「製品工程」です。

原料工程は、収穫した葉たばこを鑑定員が格付けするところからスタートします。収穫した葉たばこに水分を加え、ある程度やわらかくなるまで加熱。その後、葉肉と葉脈の部分を分けていきます。分けた葉肉と葉脈を均質にし、貯蔵できるようになるまで再度乾燥。品質ごとに分けて梱包し、1年以上貯蔵する流れです。たばこの風味や香りは、原料工程を担当する職人の熟成工程によって作られています。

製造工程では、熟成された葉たばこを銘柄に合わせてブレンド。その後、「製品刻」という専用の紙で包んでフィルターを入れ、最後にチップペーパーを巻いて完成します。梱包して各地へ出荷するのもたばこ成城業者の仕事です。

さらに細かい仕事内容は各工程によって変わってくるので要注意。ただ力仕事の必要がない仕分け作業や組立作業、事務作業もあるため、性別を問わず働ける分野だといえます。

年収

たばこ製造業の年収は、一般的に450万~800万円。役職にもよりますが、40代の男女で比べてみると男性のほうが200万円以上稼いでいる傾向にあります。また、厚生労働省の賃金統計基本調を見ると係長から課長に昇給すると年間300万円以上年収の差が出ることがわかりました。役職次第では年収1,000万円以上も夢ではありません

また検品や仕分けのアルバイトスタッフ勤務の場合、時給900~1500円程度で求人を出している工場がよく見られます。

将来性

たばこ製造業の場合、「禁煙化や分煙化、増税が向かい風になるのでは?」と懸念する声もあります。近年は喫煙率が年々減り続け、たばこ製造業の将来性を悲観する声も少なくありません。

しかし、たばこは現在でも根強い人気に支えられている嗜好品で、急激に需要が低下するとは考えにくいでしょう。

加えて国内の大手たばこ企業は、福利厚生の充実や働きやすい環境を整備しており、企業としての安定性を保っています。さらに、近年では加熱式たばこの販売など新しいビジネスモデルに力を入れている企業も。

まだまだ成長の兆しが見込める業種だといえるでしょう。

たばこ製造業になるには

たばこ製造業の仕事へ就くのに必須の資格やスキルはありません。ただし、作業工程によっては適正が別れることも事実。とくに出荷作業や運搬作業は力仕事になることが多いため、体力に自信のある方が向いているといえます。加えて運搬担当に就く場合は、フォークリフトの資格を持っていると有利です。

とはいえ、たばこ製造業の仕事は運搬や出荷だけではありません。検品作業や梱包作業、仕分け作業など、性別や年齢、経験を問わず活躍できる作業もあります。勤務形態も、正社員から契約社員、パートアルバイトまで幅が広め。まずは、自身の希望やスキル、経験に合った応募枠を探しましょう。

まとめ

分煙・禁煙が叫ばれる昨今でも、まだまだ一定以上の人気を得ているたばこ。世界的には需要が増えていることもあり、国内向けにはより健康に害の少ないたばこの提供、国外向けにはシェア拡大とさまざまな施策を講じる業者が多く将来性が幅広いのが特徴でしょう。いくつかの葉たばこから銘柄に合わせてブレンドしていく工程は、たばこ好きには溜まらないはず。力仕事がいらない工程も多いので、年齢や性別問わず長く働けるのもポイントです。仕事内容をある程度把握していれば、未経験でもある程度スムーズに仕事をはじめられる点も見逃せませんね。

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